「ビジネス日本語を教える」ってどういうこと?

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皆さんは「ビジネス日本語」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?

敬語や漢字いっぱいの語彙、カタカナ語、タフな交渉の場面でのやり取り、さらにはビジネスマナーなど、色々思い浮かぶかと思います。

ですが、日本で働く外国人のみなさんが最初にぶつかる大きな壁は、日本語だけでなく、
日本の文化やコミュニケーションスタイルだったりするんです。

さて、皆さんこの会話を見てください。

初級で学ぶとても簡単な日本語なのに、この女性と男性の間にはうまく伝わらない何かがありますね。

それはなぜでしょうか?

それは…、女性が男性に伝えたいことは「寒いので、エアコンを消してもいいですか」だからです。

日本は、高文脈文化(ハイコンテクスト文化)で、言葉にせず伝えるコミュニケーションスタイルです。
夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が奇麗ですね」と訳したという有名な話がありますが(真偽は定かではありませんが)、これは、同じ文化に属するものだからわかることです。でも言葉を使ってはっきり明確にコミュニケーションをとる文化圏(低文脈文化/ローコンテクスト文化)の人からすると、なぜ「I LOVE YOU」が「月が奇麗ですね」なのかを理解するのは難しい場合もあるかもしれません。「LOVE」と「月」には字面から見れば、何も関係がないからです。

最近有名な『みんなで空気読み』というゲームも、この高文脈文化を利用したものです。

YouTubeにはこのゲームをやっている外国人が楽しそうに難問に挑戦、そしてところどころ失敗し、
何が間違っているんだ???
と当惑している動画もたくさん上がっています。

このようなことが、日本で働く外国人の皆さんの生活や職場で起きています。

「ほら、あの話、どうなった?」
「これ、ちゃちゃっとやっといてください」
「ほら、来ているよ」

という表現は、

「『あの話』??? 何のこと?」
「『ちゃちゃっと』って、いつまで?」
「『来ているよ』? 何が?」

と簡単な日本語なのにわからない、なぜわからないのかがわからない、そんな謎に包まれた日本語です。

私たち九段日本語学院が教えるビジネス日本語は、ビジネスの場面で使う日本語はもちろん、ビジネスで外国人の皆さんが活躍できるよう、この文化にも焦点を当てて教えています。
オンラインビジネス日本語ブラッシュアップコースの修了生の皆さんは、
「ああ、そういうことだったのか!」
「初めて聞いて、やっとわかった!」

と自分の職場での経験の背景や原因がどこにあるのか理解できたと言ってくださいます。


このような文化の側面からも教えるビジネス日本語に関心をお持ちの方、
ご一緒にビジネス日本語を教えてみませんか?

ビジネス日本語が初めての方でもサポートしながら進めてまいります。

ご興味がある方、ぜひ下記フォームにてご連絡ください!

    Currently accepting Student Visa applications for January 2025.
    即日起接受2025年01月留學簽證申請。

    2023年9月1日 金曜日 3:54 PM Category: Information.