日本留学について(2.書類の準備について)

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日本留学についてのブログ第2弾です。

第1弾のブログ 日本留学について(1.学校の選び方)はこちら➡ https://www.kudan-japanese-school.com/blog/studyinjapanpart1.php

今回は、書類の準備について書きたいと思います。

留学ビザの書類についてですが、個々の状況などによって異なることも多いので、一般的な内容だけ書きます。

ホームページと重複する部分もありますが、改めて説明させてください。

留学ビザとは?

日本語学校や日本の大学・専門学校の学生に認められるビザで、在留資格は「留学」です。
6ヶ月~2年の長期で日本語を学ぶ目的の方は留学ビザを取得する必要があります。

<取得の条件>

  • 18歳以上であること。
  • 高等学校以上の高等教育機関を卒業していること。

*該当しない方は、お問合せください。

進学目的の学生で12年以上の学歴がない場合、日本語学校でのビザは取れてもその後の進学ができません。

該当の方は一度お問い合わせください。

<特長>

  • アルバイトは週28時間まで認められています。
  • 日本語学習が目的のビザなので、毎日授業に出席をする必要があります。

<必要書類の一覧>

1.入学願書 (学校書式)

2.履歴書 (学校書式)

3.経費支弁書 (学校書式)

4.健康チェック表(学校書式) *九段日本語学院で申請の場合は学校用に必要

5.最終学歴の卒業証書

6.パスポートのコピー (写真のページ、及び日本出入国スタンプのページ)

7.顔写真6枚 (サイズは4cm×3cm)

8.経費支弁者の預金残高証明書 (日本円換算で1,600,000円以上の残高が必要)

9.経費支弁者の在職証明書

10.経費支弁者の納税証明書 (年収が記載されている必要あり)

11.申請者と経費支弁者の関係を証明する書類 (出生証明書, 戸籍関係証明書など)

※ 日本語能力証明等、上記以外の書類が必要になる場合もあります。

※1、2、3、4の学校書式の書類は当ホームページからはダウンロードできませんので、まずは下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

【問い合わせフォーム】

https://www.kudan-japanese-school.com/jp/inquiry.php

 

留学ビザの申請というのは、たくさんの書類が必要で、それを出入国在留管理局に提出するので、

何か書類に不備がないか、日本語学校の担当者が1つ1つの書類をチェックします。

出入国在留管理局から「在留資格認定証明書」が交付されるように、

日本語学校の担当者は、申請者や代理人、エージェントの方に「こうしてください」「これを準備してください」とアドバイスをします。

間違えないで頂きたいのは、あくまで書類を審査するのは出入国在留管理局となります。日本語学校は、問題なくビザ取得ができるように、アドバイスをし、申請者の方には書類を準備して頂きます。

 

「留学ビザ」とよくいいますが、実はこの「留学ビザ」と日本留学について調べると出てくる「在留資格認定証明書」2つは似ているようで違います。

申込の流れと合わせてご説明します。


 

① 学校を選んで申し込み

それぞれの日本語学校では指定の留学ビザ申請用の入学願書・履歴書・経費支弁書を用意しているので、その書類をもらいましょう。

日本語学校によって異なりますが、大体の学校は英語・中国語でのやり取りが可能です。九段日本語学院では日本語、英語、中国語、韓国語でのやりとりも可能なので、

日本語でのやりとりに不安のある方は、英語・中国語・韓国語でお問い合わせください。

 

② 書類を学校に提出

申請書などはタイピング(入力)でも手書きでも構いません。ただし、何か間違いがないかなど見させていただきます。

最終学歴の卒業証書などの書類ですが、一旦スキャンや写真で送って頂きます。

経費支弁者についてですが、基本的には家族(ご両親・ご兄弟)のみ支弁者になれます。本人支弁というケースもあり、残高の金額等色々な条件をクリアできれば申請者本人が支弁者となることもできます。ですが、留学中は学費・生活費など出費が大変多いため、自己支弁できる方は限られています。書類で判断しますので、これについてはご相談ください。

訂正なども済み、書類が揃え終わったら、原本を送って頂きます。翻訳は基本的に英語→日本語、中国語→日本語、韓国語→日本語というように、こちらが日本語に翻訳します。

書類が英語、中国語、韓国語以外の言語の場合は、一旦英語の訳の書類を準備頂く場合もあります。

 

申請方法について

【<留学エージェント>に依頼して、エージェント経由の申し込み】と【自分でやりとりし、自分ですべて準備する<個人申請>】があります。

これは、自己判断になりますので、自分だけで書類の準備が不安な方は信頼する留学エージェントに依頼して申請してもいいですし、個人申請の場合でも個々にやり取りして、問題なく皆さん書類の準備はできています。留学エージェントに依頼すると、エージェントへの支払い(依頼料)が別途必要になってくると思うので、総合的に考えて判断してください。また、留学エージェントに依頼する場合は、そのエージェントと行きたい日本語学校が提携しているか一度確認しましょう。

 

③ 選考料+翻訳料を学校に支払う

選考料というのは、日本語学校が出入国在留管理局から「在留資格認定証明書」交付申請を代行するための費用です。書類を提出する前に日本語学校に支払う必要があります。

九段日本語学院の場合だと選考料は¥30,000で、翻訳料¥5,000も必要です。

日本語学校によっては、翻訳料が翻訳した書類の量によって変わることや、在留資格認定証明書交付後に授業料と一緒に払う場合もあります。

入金の確認ができ、書類が揃ったら申請書類を出入国在留管理局に提出します。1月生、4月生、7月生、10月生、それぞれの申請日は毎年学校ごとに決まっています。

1日~2日ほど提出日がずれていることもありますが、同じ地方出入国在留管理局であれば、どの学校もほとんど同じ申請日です。その申請日に原本書類が間に合うように、スタッフから『「〇月〇日」までに書類を送ってください』とお伝えします。

 

④ 留学ビザの結果発表日

「留学ビザの結果発表日」と書きましたが、正確には「在留資格認定証明書」の交付日のことです。「法務省出入国在留管理庁」が書類に問題ないと判断した学生に対して、「在留資格認定証明書」が交付されます。

この時点では、実は「ビザ」ではないのです。

学生は学校から請求書が発行されるので、入学金、授業料、その他費用、留学生保険料などを学校に支払います。そのあと、学校は学生にEMSやDHLなどで、在留資格認定証明書を送ります。

 

⑤ 自分の国の日本国大使館(領事館)に書類(在留資格認定証明書など)を持参し、ビザを取得。

国によっては、このとき追加の書類を提出するように言われたり、日本語の面接がある場合があります。

このとき、パスポートにビザ(査証)のシールが貼られます。(パスポートの1ページ同じサイズくらいのもの)

※ちなみにこの日本国大使館ですが、外務省の管轄です。そのため、まれに法務省で一度OKになった場合でも、外務省判断でストップがかかる場合があります。

 

⑥ 来日

空港で在留カードをもらい、パスポートに上陸許可のシールが貼られます。(この際、資格外活動許可申請書を提出すると在留カードの裏に資格外活動許可のスタンプももらえます)

 

そうなんです。在留資格認定証明書➡VISA(査証)シール➡在留カード+上陸許可のシール と変化していきます。

 

以上、一般的な内容を書いてみましたが、個々の状況によってアドバイスの内容や必要な書類は異なってきます。

なので、このブログはあくまで参考にしてください。書類の提出時期などについてはこちらには記載していませんので、ホームページをご確認ください。

また正確な提出日等があるので、希望する入学時期の半年くらい前までには連絡をすることをおすすめします。

【九段日本語学院 留学ビザについてのページ】 ↓

https://www.kudan-japanese-school.com/jp/visa/precollege.php

2021年10月末日現在、まだ入国制限は解除されていませんが、早く新入生が入国し、九段日本語学院で一緒に勉強できるのを楽しみにしています!

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即日起接受2024年7月留學簽證申請。

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2021年10月28日 木曜日 6:17 PM Category: Information, Japanese, studentvisa.